自分たちが考えていた暮らし、家づくりでやりたいことを、実現できそうだからと選んだパートナーがミライエだった。

「夏や秋はバーベキュー、冬にはかまくらをつくる。そんな生活をしたいと思っていました。だから中庭は、家づくりの中で欠かせない要素でもありました」

リビングから見る中庭への開口部は、外からの視線を閉じながらやわらかな光が入るように大きさを調整した。使いたかったキッチンも決まっていた。リビングとダイニングを分離しながら、中庭を囲むように空間の中で家族が感じられる配置となっている。

一方で2階にはご主人の書斎。「今はリモートワークが週1回ほどありますが、書斎があることによって逆に在宅ワークも楽しみになっています。快適なので集中して仕事ができますから」

「建てた後に、もっとこうすればよかったと思うことがないんですよね。僕らが抱いていたデザインの自由度に対し、できることできないことに加えて、予算計画の両面からアドバイスをもらった打ち合わせ(家づくりの過程)がよかったからですね」