GALLERY実例紹介

コの字の二世帯住宅

8年ほど前に家づくりを一度経験し、その後、親世帯との生活に際して、今回二世帯を検討することになった。

「8年ほど前の私たち夫婦の関心は、東日本大震災の後だったこともあり、耐震性や性能などに大きな関心がありました。ある程度の制約された間取りプランや素材選択など、そんなに気になりませんでしたし、快適に過ごしていました」

二世帯住宅を検討する際、お互いの距離感をどう確保するかを考える。プライベートとコミュニケーションの距離感だ。

「中庭をコの字型に囲んで、親世帯のリビングを1階に、私たちのリビングを2階に配置すれば、お互いの生活を感じられるという提案を受けて、このような配置・間取りにしました」

通っていたお店のオーナーがミライエで建てたこと、木の風合いが以前の住宅にはなかったこと、ご主人が「土間」をみて惹かれたことなどがミライエに依頼した決め手のひとつだ。

「僕は子ども部屋って4帖なんて狭いよみたいに、6帖という固定概念があったんです。面積数値だけでなく空間の使い方を考えれば十分に広いことを説明され納得しました。出来上がった子ども部屋は4帖ですから」

室内にアクセントとして存在感のある養生植物・多肉植物は、奥様の独学。そしてこの春には単身赴任だったご主人も戻ってくる。目下のところ、寝室を綺麗に絶賛作業中だそうだ。