ジョージ農園
「ジョージ」はご主人の学生時代のあだ名である。
名古屋出身のご主人が3年間の修行を経て自らの農園を立ち上げた。
「学生時代から自分で野菜と果物の農園をつくりたいと思っていました」
選んだ地は田舎で豊かなライフスタイルを送れて、札幌から1時間くらいの距離感である長沼。「つくった農産物を流通させて販売するだけでなく、農園まで足を運んでもらえるようにしたいと思っていたんです。生き方とは何かを教えてくれた修業先が長沼であったことも後押しされました」
敷地のご縁にも恵まれたこの地は色づく紅葉が建物のいたるとこから飛び込んでくる。羨ましいことに行者ニンニクが敷地内に生えている。
室内空間はいたってシンプルだ。 沢に向かっての開口部は季節を十二分に感じさせてくれる。家族団欒のひとときが疲れを癒してくれているはずだ。
お仕事が終了して住宅内に入ればすぐ着替えと洗濯ができるように、洗濯機と水回りスペースへの動線を確保。事務スペースもレイアウトして、居室内との境を玄関土間で開放的に分離させている。
「当初3年は大赤字で、新しい家族も誕生しこのままでは潰れると思い、気持ちを切り替えて、やらなければいけない状況に自らを追い込んでいきました」
そして今は少しずつ軌道にのって、社員2名を雇用するまでに成長している。
今後は「生活を楽しめる農家になりたい」というご主人の元、来春には奥様がプロデュースするジャムのショップがオープンする予定(だそうです・・・あくまでも予定だそうです)
ジョージ農園
ベリー類と野菜の農園。夏にはブルーベリー狩りも楽しめる。
詳しくはwebサイトhttps://www.esaki-family.com