CONCEPTコンセプト
05
05
強く美しい北海道の家
ミライエホームでは、北海道産カラマツを建材として使用しています。炭鉱の隆盛期に坑木として使われてきたカラマツ。湿気や虫の多い悪条件の中、強靭に岩盤を支える力強さは、炭鉱の繁栄に伴って積極的に植林が進められていました。農地を守る防風林としても重宝され、カラマツは炭鉱や農業など北海道の成長とともに育ってきた木と言っても過言ではありません。
強度があり、耐久性・耐水性に優れているという特徴を最大限に強調した集成材に仕上げることで、炭鉱の衰退後に行き場のなかったカラマツは優秀な住宅パーツとなりました。柱や梁にすると見事に格好良く、空間のアクセントとしても申し分のない存在感を放っています。
カラマツの美しさを損ねないように、在来工法ではなく工期短縮やシンプル施工による確実性等でも支持の厚い「Tec-One」を使った金物工法を採用。金物工法は在来工法と違って、羽子板ボルトが表面に出ることがないため、見た目もすっきりとしていて、現しの梁や柱の美観を保ってくれます。
主伐期を迎えた北海道産のカラマツを使うことは、新たな植樹の循環をつくりだすこと、ひいては北海道の森林を守ることにつながります。輸送におけるCO2排出を抑え、地球温暖化を防ぐ一翼を担うことにもなります。
建材としての信頼と、北海道とともに育ってきた歴史。強く美しい家を支えるカラマツのように、私たちは北海道らしい家づくりでご家族の暮らしを支えます。