6帖の子ども部屋
子どもの成長が家づくりの契機になることは多い。知り合いの美容師へ何気なく聞いてみたら、推した会社のひとつにミライエがあった。
「モデルハウスを見に行ったら、僕も妻も気に入りました。いい感じだなぁと。打ち合わせが始まって、相談しアドバイスをもらい、ひとつずつ自分たちで決めながら一緒になってつくりあげていく。あぁ、こういった過程の積み上げが、僕らが感じた空間の心地よさに現れるんだと気付かされたのは、ずいぶん後になってからです」
実はミライエだけを見て、ミライエだけに相談して決めた。敷地だけ決まればすぐにでも着工できる。そのタイミングで実家の近く、角地、最適な情報がやってきた。即決で敷地を決めミライエと具体的な家づくりがスタートした。
「子ども部屋を6帖にしたいことを伝えましたが、設計のご担当者からは4.5帖でいいのでは?と言われました」
空間を○帖や平米などの大きさだけで測るのは誤解が生じる。収納がない6帖と収納のある4.5帖とでは、体感的にも大差ない話を暮らし始めた施主から聞くことが多いからだ。最終的にはクロゼットのある6帖として仕上がった。友達が遊びに来てもゆっくりできるようにとの配慮からだった。
玄関は土間からリビングへ2wayの動線を確保し、そのまま階段へと繋がる回遊式。「畳は落ち着きますよね」という和室には家族4人が一緒に寝ている。 最後に家づくりで断念したことはありますか?と聞くと「もう少し大きな家にしたいと思っていましたが、いや、それは・・・・・」