四世代の三世帯の家
玄関はひとつ。四世代で三世帯が暮らすおおらかな家族の住宅だ。
ミライエホームを含めて数社にて検討されていた施主から後に聞いたことのひとつに、「みなさんバリアフリーを前面に組み立ててくれたのですがそんな中でミライエホームだけが、バリアフリーを押さえつつ、家族が暮らす生活に光を当てて考えてくれたような気がします」というのがある。
高齢者が暮らす=バリアフリーは確かにそうかもしれないが、そのことを踏まえた上で、どのような暮らしのプランニングができるかであると思う。「広々とした」といった要望は、多層的なスキップフロアとし、「世帯間を分断せずに」は、間仕切りを極力少なくして世帯間の往来を自然にできるようにした。
そのため、孫はおじいちゃんのところに、ひいおばあちゃんは息子夫婦のところに、それぞれの暮らしが世帯を超えて行き交う日常がここにはある。
家づくりとその後の生活を通して、より深まる家族の関係。
幸せに暮らしているさまは、この1枚から十分に感じ取れる。
家づくりとは幸せづくりのお手伝いだ。