GALLERY実例紹介

前田の家

敷地を探していないときはあんなに情報があふれていたのに、いざ探し始めると見つからない。よくある話だ。別な住宅会社で保有していた間口10M弱の敷地。建築条件も付いていないことから、ようやくみつかった。

「住宅計画と結婚式のスケジュールがほぼ同時期であったので、先行して打ち合わせしていた別な住宅会社をお断りして、ずっと相談に乗ってもらっていた学生時代の先輩に、正式に依頼することとしました」
あまりにも忙しすぎたため、先輩に依頼したことが後々功を奏す。以来、計画のペースを合わせてもらいながら、新築計画は立体的に進行していくこととなった。

5M弱の天井高は一層の開放感を醸し出し、フィギュアをディスプレイする飾り棚はたっての要望だった。4.5帖大の畳スペースは、子どもをあやしたり、勉強したりする多目的な場所として。

おおらかなご夫婦に似合う一邸となっている。