土間ギャラリーの家
以前からミライエは知っていた。
ただ、他の会社の話も聞いてみたい。『一生に一度の高額な買い物』だからだ。
「モデルハウスを見た時、素敵だと思っていましたが、そこはモデルハウス。既に完成された住宅はどうなんだろうって。
でも、実際の家とモデルハウスの差がほとんどないことで、一層の信頼感が生まれました。」
敷地が広くないことから(37坪)、当初二人は3階建てを想定していた。
「いや、2階建てで十分に要望の広さは確保できます。」という設計側の一言で委ねることに。
外観、広い土間、間接照明など、細部までこだわりがあったが、イメージ通り実現してくれた。
特に土間には、素材を選んで自分たちで造った玄関のカウンターに加えて、妻の趣味である作品が並ぶ予定だ。
食器棚の中にも、学生時代に創作した器が並ぶ。
まだ手つかずのスペースは、未来予想図として考える時間も楽しい。
休日は家の中でゴロゴロしているという2人。
幸せな暮らしを見ることは、家づくりに携わる者として最高の喜びである。