キッチンが家の中心にある家
夫、妻、子ども4人の6人家族。このまま生活していたら、やがて手狭になるだろうと思った。そんなとき敷地情報をもらって即断即決、現在の地で計画を進めることとなる。
「はじめてミライエに相談をしてからプランをいただいた時のことははっきり覚えています。このプランで明日から暮らせると感じ、最終的にお世話になることを伝えました」
行動力溢れるご夫婦が伝えた要望とはどのようなものだったのか。
「私以外に5人がいること、その食事を毎日つくることに加えて家事全般をするとなれば、 私はほぼ寮母に近いんじゃないかと思ったり(笑)。とすると家は下宿のような感じでしょうか。食事は私たち家族にとって最も大切なものです。だからこそ家族で食事をすることを中心に考えられた家にしたかった。キッチンが家の中心にあるのはそのためです」
キッチンと収納そして水回りへの動線。
「特に作業台はそのまま立ち呑みスペースにも早変わりするスグレモノです」 そこに薪ストーブにオーディオ、照明、さらに椅子の張り地はご主人の創作といったディテールが融けあっている。
「家事効率がよくなりすぎて、どんどん片付いちゃうんで、やることが増えちゃいました」