グリーン
古くからの駅前住宅地。隣家も建ち並び密集している。
外観からの印象とは裏腹に、室内は開放感に満たされた空間構成になっている。
「私の実家がすぐ近くなので、家を建てるならこのエリアとは決めていました。 1年くらい探し続けた折に、たまたまこの場所に巡り合いました。それが家を建てようと思ったキッカケです。」
土間の玄関を抜けて室内に入れば、ガレージの車を見ながらのホビールーム。階段を上がった2階がリビング・ダイニングである。
「私と嗜好が似ている兄もミライエで建てたこと、何度か兄の現場も見ていた安心感から、ミライエで建てることになりました。シンプルな作りが決め手でしたね。」
大きな要望は、室内からクルマが見られる(ご主人の希望)こと、リビングダイニングと水回りの動きが楽であること、キッチンから子どもたちが見えること。 それを受けた設計担当の当初プラン通りに進んだと言う。
基礎高で建てられている隣家との関係から2階のリビングには、光が降り注ぎ、一層の開放感に満たされている。2段ほどのスキップで水周り動線を緩やかに区切り、子どもたちのスペースへとも動線が続く。
随所に造り付けられた収納は、掃除や後片付けに威力を発揮しながら空間を広く使えるため、子育て世代にとっては欠かせない。
室内のグリーンはお花関係で働くご主人の見立てによるもの。暮らしの潤いを感じずにはいられない。